ゴルフ初心者がレッスンなしで100切りスコアを出すには?

武道、武術で学ぶ姿勢はゴルフのアドレスに最適

最初の姿勢でナイスショットが出るかどうかがわかる?

武道、武術で培われた修練がいかにゴルフのスコアアップにつながるかのメリットを
引き続き述べてみたいと思います。

 

まず、ゴルフを始めた方に圧倒的に多いのは何度も申しますが屈筋優位の
体の動かし方をしてしまい、常に「こわばった体の状態」のままでボールを
打つため、うまくヒットできなかったり、また飛距離があまり出なかったり
してしまう傾向にあります。

 

実は、それ以外にもうひとつ大きな問題があるのです。

 

それが「姿勢」です。

 

一般的に屈筋優位の方は姿勢もあまりよろしくなく、いわゆる「へっぴり腰」
な構えをしてしまう傾向にあります。

 

なぜ、「へっぴり腰」になってしまうのかは原因が様々あるかと思いますが
簡単は話、アドレスをとった際に体のどこの部分に注意をはらえばいいか
がわかっていないからなのです。

 

また、ご自分が練習場などの鏡を見て「俺ってへっぴり腰だな。もっと
姿勢をよくしないといけないな」と思い、逆の姿勢を意識するように
なります。
そこでよく出てくるパターンが
「お尻を突き出し」「胸を反ってしまう」形が正しいゴルフの姿勢なのだと
思いこんで修正される方が
非常に多いという点です。

 

 

 

 

 

 

実は、この姿勢には大きな間違いが潜んでいるのですがすべてが間違いで
はないという極めてあいまいなイメージで行われる方が多いのではないかと
思います。

 

アドレス時の姿勢にも深い考えがないと次の動作以降に好影響を与えない
のです。

 

私が考える、アドレスの意味とは

 

・伸筋優位の動作をしていくのに有利なお膳だてをすること

 

・テークバックからトップ、切り返し、フォロースルーに至るまでスムースに
 流れるための準備をするすること

 

・飛距離が伸びるための事前準備であるという位置付けとして姿勢を意識
 すること

 

この3つの意味が行えると正しいアドレスができたと言えるかと思います。

 

中国武術に伝わる姿勢の教え

 

では、中国武術、合気道などの姿勢でゴルフに応用できる姿勢の秘訣はあるの
でしょうか?という疑問が出てきますが、これが実にシンプルな姿であるのです。

 

含胸抜背

中国武術を修練している方なら普通にわかる言葉ですが、「がんきょうばっぱい」
と読みます。

 

「胸を含んで、背中に抜ける??何それ?」というかんじ思われるかと思いますが
シンプルにポイントを個人的に述べますと

 

@胸を張らない

 

A背中に緊張感を持たさない

 

B腕が体幹から自然と垂れ下がって「伸びている」

 

こんな状態を意識を持って作っていくのです。

 

イメージ的にはかの有名な香港俳優のこの姿を見てください。

 

 

 

 

 

腕が伸びていると思いませんか?

 

縦の矢印ではなく、横の矢印のところに注目してください。

 

これはかなり意図的には見えますが、表現のイメージをわかっていただきたいと思います。

 

実はゴルフのスイングの分解写真を見ますと、ボールに当たる瞬間の時に
人は自然と「腕が伸びる」のです。

 

その姿をアドレス時に「含胸抜背」で事前にセットしておくのです。

 

そこが重要なのです。

 

 

沈肩墜肘

さて、含胸抜背の次に説明するポイントは「沈肩墜肘」です。読み方は「ちんけんついちゅう」
です。

 

これは、読んで字の如くです。

 

ポイントは肩を沈めること

これは当然おわかりかと思います。
どのスポーツでも言えることですが肩に力が入っていると、なかなか良いパフォーマンスは生まれ
ません。

 

肩を沈めることは、上半身の動きをスムースにさせますのでゴルフで言いますと飛距離アップ
の可能性が当然高まります。

 

よって、アドレス時にご自分の肩周辺に力が入っていないかどうか、スタンスをとった際に
注意してほしいのです。

 

また、肩の沈むイメージとしては含胸抜背のところでも説明しました。香港の有名な俳優
ブルースリーの姿を見てください。

 

 

 

 

 

やや大げさな感じはありますが、肩の位置をよく見てください。

 

縦の矢印に注目してください。

 

墜ちているのがよくわかるかと思います。

 

練習場で100球前後ボールを打つ際に、無造作にアドレスをとるのではなく、沈肩墜肘が
できているかどうかをちゃんとチェックしてボールを打つ習慣を身につけてください。

 

そのうち、自然とできるようになってきます。

 

虚領頂勁

 

続きまして重要な姿勢について述べてみます。

 

虚領頂勁→「きょれいちょうけい」と読みます。

 

中国武術の世界ではこの言葉は非常に重要で、姿勢の最重要点を示しています。

 

では、どんな教えかと申しますと、正直一言では説明しにくいほど、精妙な教えであります。

 

流派によっては微妙にポイントとなる部分が違ってきたりしますが、共通する教えは

 

頭が上に、上に引っ張られるようなイメージを持つ

 

ということです。

 

結果としてアゴが引ける良い姿勢になるのですが、その位置を作りだすのにイメージ
をやはり使うのです。

 

どんな時でも頭が紐のようなもので上に引っ張られるイメージを持ち続けること。

 

これは、ゴルフ的に申しますと、ラウンド中に様々な角度のライに出くわします。

 

左足上がり、左足下がり

 

右足下がり、右足下がり

 

つま先上がり、つま先下がり

 

などなど。

 

プレーヤーはこの様々な角度のライをこなすうちに「平衡感覚」を失うのです。

 

この平衡感覚を失わないためにはトレーニングが必要なのです。

 

それを中国武術の秘訣から学んでみると効果が上がるかと思います。

 

 

立身中正

 

中国武術における姿勢の重要ポイントはまだ数点ありますが、ゴルフに応用できそうなのはこの
立身中正で最後とします。

 

読み方は「りっしんちゅうせい」です。

 

この言葉通り何となくイメージできるかと思いますが、立身中正をマスターすると
ゴルフのスコアアップにも非常に有益になるかと思います。

 

それは、体の軸を作ることが重要である
とこの言葉は物語っているからです。

 

まさに第一番に体の縦に貫く一番大きなライン(=軸)を作ることが最も大切です
ということを中国の武術でも語っています。

 

「縦に貫く一番大きなライン」と言いましたが、「体の軸」というのはゴルフ的にも武道的
にも大きく2つあります。

 

1つは頭から背骨を通した縦のライン

 

もうひとつは骨盤あたりに串を刺すような横のライン

 

 

 

 

 

 

縦の軸を「独楽軸(こまじく)」横の軸を「滑車軸」とも言います。

 

ゴルフの世界でも1軸打法だの、2軸打法だのと良く言われますよね。

 

また打法以外でも「軸をしっかりと保ちながら」なんていうアドバイスも良く聞かれます。

 

しかし、ゴルフのテクニック本、DVDを見ていますと大半が中国武術で言う所の
独楽軸のことを語っているようです。

 

また、その軸の作り方を具体的に教えているレッスンがあまり見えて来ないのがゴルフ
レッスンの世界なのかなと思っております。

 

軸に話を戻しますと独楽軸に匹敵するほど滑車軸の修練も重要で、これが即
ゴルフのアドレス時に大切になってきます。

 

アドレス時にいかに正しい前傾の姿勢が取れるか?

 

これって非常に大事なのです。

 

また、アドレス時にも重要ですが、この前傾姿勢をいかにフィニッシュ直前まで
キープできるか?
これも極めて重要なのです。

 

中国武術の世界ではこの2つの軸を徹底的にいろんな形で鍛えて
行きます。

 

そうしますとどんな時にでも自然と「ぶれない姿勢」を作ることができます。

 

先ほども述べましいた通り、ゴルフでは様々なライ、傾斜に遭遇しながらナイスショットを
試みるスポーツです。

 

その時、知らないうちにアドレスをした際、プレーヤーの軸がずれていることが多々
あります。

 

そんな状態でボールを打ってもなかなかいいショットは出ないですよね。

 

ゴルフは、ゴルフ場とプレーヤーのバランスの崩し合い。

 

武道、武術も自分と相手のバランス(武道的には重心)の崩し合い。

 

どちらも同じです。

 

相手が自然なのか人なのかの違いだけです。

 

是非、
スコアアップで100切り、95切りを目指している方は武道、武術で長年
培われた軸の作り方を修練してみてください。

 

きっと効果が表れるかと思います。

 

重心の位置が安定すればプレーが安定する

先ほどまで武道、武術の修練で生まれる姿勢のメリットを述べてきました。

 

さて、様々な修練を通じてできあがる「ゴルフに対しても効率のいい」姿勢を
更に後押しするようなメリットがあります。

 

それは「重心」に関することです。

 

よく巷でも言います「丹田」という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。

 

姿勢の要点を学び、それが実践できてきますと次の段階に武の世界では
入っていきます。

 

それは彫刻家が最後に自分の作品に魂を入れる如く、姿勢に「重み」を
入れるのです。

 

少し比喩的な表現になりましたが、要するに、いかにいい姿勢を保っていても
体の重心の位置がぐらついたり、その位置が高めになっていると体の動きが
発生した際にあっという間に姿勢が崩れます。

 

ゴルフで申しますと、「アドレスはいいんだけどなあ。振っていくうちに体が
ぐらついているなあ」というプレーヤーをよく目にします。

 

これは、ひとえに重心が安定していないのです。

 

この重心の位置をできるだけ「へそ下3寸」と言われる丹田という位置に常に
置いておけば姿勢のところでも述べました通り

 

・右(左)足上がり、右(左)足下がり

 

・つま先上がり、つま先下がり

 

・バンカーからのセカンドショット

 

・深いラフからのショット

 

など、様々な状況に対しても体がぶれることなくショットすることができるように
なります。

 

さて、それでは、その重心の位置を安定させる為には何を行えばいいのでしょうか?

 

残念ながらゴルフのレッスン書、DVDなどにはあまりその辺りのところのレクチャー
が少ないように思います。

 

 

中国武術、合気道で行う重心の鍛え方

 

重心をいわゆる「丹田(へそ下3寸)」の安定させるためのトレーニング法は武道、
武術の世界で長年培われてきた修練法が最もおすすめになるかと思います。

 

馬歩站椿

読み方は「まほたんとう」と読みます。

 

これは、イメージでいきますと「静的な武術的スクワット」とでも言ったほうが
わかりやすいかもしれません。

 

簡単に申しますとこんなかんじに立ちます。

 

ゴルフ、初心者、100切り、自宅、練習、スイング

 

 

 

 

 

立つ時間は人によりけりですが5分〜10分程度立つのが普通です。

 

「なんだ、これだったら普通の筋トレと同じではないか」と思われたかと
思います。

 

そういった疑問を抱くのは当然ですが、実は、この立っている間に抗重力筋
と呼ばれる大腿四頭筋、下腿三頭筋、ハムストリング筋大殿筋などを鍛える
ことに加えて「軸を作る」ための修練も同時に行うのです。

 

では「軸を作る」ためのトレーニング法はどういうことをするのかと申しますと
武術的なイメージトレーニングです。

 

中国武術では「意念」といいます。

 

この方法を立ちながらいろんな形で意念法を使い、自分の中により太い軸を
作っていきます。

 

また軸を作っていく作業の中では丹田を意識する作業が多岐にわたりますので
自然と重心が安定し、多少体の動きを伴っても重心がぶれない体ができ
あがって来るのです。

 

これぞ一石二鳥のトレーニング法です。

 

簡単に馬歩馬歩站椿の説明をしましたが、細かい部分は直接人から教えてもらう
ことがベターですが基本的なことは独学でもできると思います。

 

また站椿のトレーニングは動かずに行う方法と、応用としては動作を伴いながら
行う方法など様々なやり方があります。

 

 

木剣による丹田鍛錬法

続きまして「重心の鍛え方」」の違うやり方として木剣での修練法を紹介します。

 

これは合気道での修練法です。

 

合気道で修練する木剣はいくつか種類がありますが、通常の太さの剣ではなく
より太い剣で行います。

 

 

 

正直重いです。

 

初心者の方は振り回すことができません。

 

振り方は剣道のように大きく上段から振りおろし、自分のお腹の前で止める
という単純な動作ですが、この動作の中にゴルフでも十分活用できる秘訣が
含まれています。

 

ゴルフ、初心者、100切り、自宅、練習、スイング

 

 

 

■秘訣その1
 重い木剣を何度も振るには上段に振りあげた剣を打ちおろす際に、殆ど
 力を使用しません。
 逆に力を使ってしまうと体がすぐに疲れてしまいます。
 これはゴルフで言いますと、トップの位置からの切り返し時は体の捻転を
 開放する際の動きと似ていて腕の力などは殆ど使わないのと同じ意味
 合いになります。

 

■秘訣その2
 振り下ろした木剣をお腹の前でピタッと止めるには握力も重要なのですが
 実は「お腹の締め」の力が非常に大切になります。
 修練を続けていくにつれ、呼吸の力も強くなります。
 声で言いますと「フンッ!」という感じです。
 お腹の締め=丹田の力ですから、この修練を繰り返しますと自然と
 丹田に力が充実できるようになり、体の動きが伴った際にも重心力が
 ぶれない体作りができてくるのです。
 重心力が強くなってきますと、特にティーショットの際、ドライバーがボールに
 当たる瞬間に集中力を発揮することができ、飛距離の伸びも期待できる
 ようになります。

 

以上の2点が合気道の木剣を活用した重心を鍛える方法ですが、ゴルフの
練習用具でも似たものがあります。

 

 

このトルネードスティックは木剣ほど全体的な重さはないのでついつい安易に
振り回してしまったり、重さを実感しにくくなる可能性がありますが、先端部に
重みがあり、それを意念で感じながら振っていけばいい練習になるかと思います。

 

現在、シニアで活躍されている奥田靖己プロは「クラブヘッドの重みを感じてスイング
しなさい」とよく言われていますが、クラブヘッドの重みを感じるには、普段持っている
ドライバー等より重い木剣や、先端に極度の重みがありトルネードスティックなどで
練習するとより重みがわかりやすくなります。

 

個人的には木剣とトルネードスティックの両方でスイングの練習をすることを
おすすめします。

 

 

 

ゴルフのアドレス時の姿勢で間違いやすい部分を中国武術のテクニックで修正する!

「中国武術に大切な姿勢のポイントがゴルフのアドレスに応用できる」
ということをより具体的に見える形で説明したいと思います。

 

当初、私自身はゴルフの姿勢でよく強調される

 

・胸を張り

 

・腰を入れ

 

・お尻を出す

 

という姿勢ポイントはあまり重要ではないのでは?と考えることもありました
それよりも

 

自然に立ち

 

・含胸抜背

 

・立身中正

 

・沈肩墜肘

 

などを実現できればいいと考えておりましたが、ゴルフのアドレスは「より飛距離を
出そう」「より正確な弾道を打とう」という事前準備姿勢が大切であるという
ことを深く理解するにつれ、先ほどの「胸を張り」云々は重要と考えています。

 

そこで1点注意すべきはその姿勢を作る時にほぼ9割の方は
肩に力が入り、緊張してしまう
という現象を起こしてしまいます。

 

人間の生理的な反応として起こってしまうのでしょうか?

 

「胸を張り」「お尻を出し」「腰を入れる」と

 

ゴルフ、初心者、100切り、自宅、練習、スイング

 

 

このような形になり、どうしても肩が上がってしまいます。

 

そこで大切なのが、肩だけ落とすのです。

 

「落とす」というイメージより「肩周辺の面積を大きく、伸ばしてあげる」という
イメージでセットします。

 

ゴルフ、初心者、100切り、自宅、練習、スイング

 

 

肩が少〜し下がっているのがわかるかと思います。

 

この部分さえできていれば緊張して打ってしまうトップボールなどはあまり出ない
と思います。

 

 

 

 

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